【映画】黄金のアデーレ 名画の帰還
そう。今年もナラリーノ国の伝統を尊重、継続。それは。
「年末までにすべきことをしなかった時は、旧正月までにやればいい」。つうことで。
「旧正月までに『2015年中にアップしなかった記事を形に』作戦」発動。
Let's start!ちなみに2016年の旧正月は2月8日とのこと。
2015年、一番心打たれた映画が「I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE」であることはコチラに書きましたが、スヌのあとに、もう1本見たの。
「黄金のアデーレ 名画の帰還」。実話をベースにしたお話です。
【あらすじ】
1998年、ロサンゼルス。
小さなブティックの店主・マリア(ヘレン・ミレン)は、亡き姉の意志を引き継ぎオーストリア政府を訴えた。
オーストリアのベルベデーレ美術館が所蔵するクリムトの名画、通称「黄金のアデーレ」。
マリアは「その絵の正当な持ち主は自分」と主張したのだ。
絵のモデルはマリアの伯母・アデーレで、伯母の遺言により美術館に寄贈されたことになっていたが、本来は第二次世界大戦中、ナチスに略奪されたものだった。
マリアは友人の息子で新米弁護士のランディ (ライアン・レイノルズ)とともにオーストリアに向かう。
ナチスから逃れるためアメリカに亡命したユダヤ人のマリアにとって、二度と戻りたくなかった祖国に。
訴訟の行方≪現在≫と第二次世界大戦≪過去≫が交互に描かれる物語。
マリアが本当に訴えたかったこと。
それは物語の最大の盛り上がりと言える、ランディの演説の中にあると思う。
過去って、清算だけで清算されるものなのかな。
慰安婦問題日韓合意ニュースの直後に観たんだよな、この映画。
ニュースにはいろいろ思うところはあって。で、「黄金のアデーレ」を観て。観ている途中なんとも複雑な、なんとも言えない気分になりながら、それでも映画は感動的だった。
ナチスが強奪した美術品の奪還を描いたもう1本の映画「ミケランジェロ・プロジェクト」より断然よかった!
【コネタ】
どちらにも「ダウントン・アビー」の俳優さんたちが出ていたわ。
「ミケランジェロ」にはヒュー・ボネヴィル(伯爵)。
「アデーレ」にはエリザベス・マクガヴァン(伯爵夫人)。
「ダウントン・アビー4」の話もしたいなあ。
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