やっぱりビバ!フジッキー『ホタルノヒカリ2』最終回
とうとう最終回とあいなりました。
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最終回「結婚とは?干物女の決断」あらすじ(9/15放送)
高野部長(藤木直人)が会社を辞め、転職するという。長いこと考えた末の決断だと知ったホタル(綾瀬はるか)は自分のふがいなさにショックを受ける。山田姐さん(板谷由夏)にも「これから先の二人の幸せをどう思い描いているのか」と訊かれ、考え込むはめに。
一方、瀬乃(向井理)も小夏(木村多江)の店のオープン前には会社を辞めニューヨークに行くらしい。瀬乃は「一緒に来てほしい」とホタルに告げるのだが…。
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『ホタルノヒカリ2』を総括すると——「まあいろいろありましたが、やっぱりホタルにとっては部長が一番」「包容力ある部長とこれからも幸せにね!」というお話でした、と。
途中、ホタルちゃんが思い詰めた顔でゲゲゲ井くん(瀬乃役の向井理くん)とのあんなこと・こんなことを回想するシーンがあったのよ。次々と現れては消えるゲゲゲ井くんとの楽しかった想い出の数々。一瞬、
「ホタルちゃん、まさかチェンジ・オブ・マインドか?」
「パート3ではゲゲゲ井くんが相手役?」
「恐るべし向井フィーバー」
「でもそしたら干物女と干物男の恋愛劇になってしまう」
「そんなのダラダラだ」
「加齢ネタも使えない」
「どうしよう」
と、どうでもいいことで悩んでしまったナラリーノがいる。
ホタルちゃんもまた悩んでいた。
部長が長いこと転職を考えていたことを知らなかったホタルちゃんは、パート2の最終回にも関わらずいまさらのように「自分は部長のことを全然知らない」と悩むのだった。
視聴者も知らなかった。
部長が、トマト作りに喜びを見いだしていたとは。
しかも名前までつけていたとは!友達だったとは!
そしてこれも知らなかった!
洗濯物を持ち上げるのにも「よいしょっと。は~」と掛け声が必要なほど部長が老いていたとは!
ホタル「部長といるとすごく安心します、おばあちゃんの縁側で遊んでいた小さな頃を頃を思い出す」
部長「俺はおばあちゃんか…」
って、BUCHOoooooo!
もう性別すら越えて部長の加齢ネタ…(違うだろう。)
そんなんされてまで「オールウェイズ・幸薄そう」な高野部長を好演し続けたフジッキー。常にその背中で部長の哀感を表現してきたフジッキーが最終回でも魅せた。
どうやら部長はコーヒー豆についているシールを集めて景品の「まめまめクッション」をもらいたいと願っていたようなのだが——
シートにシールを貼ってるときの背中には、哀感がない!
どこかウキウキして見える!!
なんという演技力。
綾瀬はるかは最高に可愛かった、ゲゲゲ井くんも話のスパイスとなった。でも!やっぱり『ホタルノヒカリ』シリーズはフジッキーがその良さを見せつけたドラマだったのだと改めて思い知らされた最終回だったのであった。
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ドラマ「ホタルノヒカリ2」(2010年放送)
第1夜/第2夜/第3夜/第4夜/第5夜
第6夜/第7夜/第8夜/第9夜/第10夜/第11夜
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ドラマ「ホタルノヒカリ」(2007年放送)
第1話/
第2話/
第3話/
第4話/
第5話
第6話/
第7話/
第8話/
第9話/
第10話
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