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アメリカアメリカアメリカ!(映画『クレイジー・ハート』と『ザ・ウォーカー』の話)


アメリカのだだっ広い景色がストーリーの味付けになっている、でもけっして大味ではない――そんな作品を2つご紹介。


まずは『クレイジー・ハート』。
これはもう、文句なしに好きなジャンル。正直なところすごく地味な作品で「好きとか言いつつ、俳優たちの名演がなければ『つまらないよ』って思ってたかも…」という紙一重的な映画なのですが。


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『クレイジー・ハート』あらすじ

カントリー歌手として一世を風靡したものの、今ではすっかり落ちぶれてしまったバッド(ジェフ・ブリッジス)は、自分の弟子だったトミー(コリン・ファレル)がアメリカのトップ歌手として人気を博すのを横目に、酒に浸りながら小さな会場で歌う日々を送っていた。

そんなある日、バッドはシングルマザーの記者ジーン(マギー・ギレンホール)と出会う。

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人生なんていつだってやり直せるんだよ、というハリウッド映画の王道的な、とても美しい作品でした。でもパア〜っと明るいわけではなくて、むしろホロ苦い。そこがまた染みるのよ〜…(涙)


主演はジェフ・ブリッジス。
年とって体型も崩れてたけど、「才能はあるのにねえ、音楽以外はまったくダメよね」みたいなシンガーソングライター役だったけど、でもカッコよかった!
無冠の名優と言われていたという彼が60歳にして栄光のオスカー(主演男優賞)を手にしたのがこの『クレイジー・ハート』。って「人生なんて…」という内容とリンクしてるような?


そんないぶし銀的な作品の彩りとなっているのが劇中歌。最高(サントラ買わなきゃ)。
曲の良さはモチロンだけど、アメリカの、見渡す限り土地!空!ってな景色とカントリーミュージックが恐ろしいほどマッチしてるの。好きだわ〜♪


カントリーミュージックって曲調が幅広いんですよね。いかにもウェスタン!というのはちょっと苦手だけど、シャナイア・トゥエインって——ずいぶん前に反町隆史だったかな、のドラマの主題歌を歌って日本でも大ヒットを飛ばした人。彼女もカントリー歌手なんですよね。耳によく馴染む、ポップな歌を歌う人で。『クレイジー・ハート』やシャナイアのような音楽は好き。


そういや、シャナイアのCDって在庫がカントリーのフロアのものとごっちゃになって困ったんだよな~と、元CDショップのバイヤーだったナラリーノは『クレイジー・ハート』を観ながら思い出したわけです。
あとジェフが出演してた『恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』も蘇ってきた!あの作品でもジェフは売れないミュージシャン役だった。すごく雰囲気のある映画なんですよね。久々に見直したいわ。


——って、観る人のいろんな記憶を呼び起こす『クレイジー・ハート』。それはやはり、名作たるゆえんでしょう。


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『ザ・ウォーカー』も好きなんだけど。
この作品はねー、ここでも書いたけど、エンドロールが流れ始めた瞬間に観てたお客さんがいっせいに立ち去ったんですよ…。「エンドロールで客帰る」。これって「つまらなかった」の意思表示じゃないですか?(違うのかなあ)
二度観て二度ともそうだったから、世間での評価は低いんじゃないか、と。。。


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『ザ・ウォーカー』あらすじ

戦争により、文明が崩壊したアメリカ。

世界で一冊だけ残る本を運ぶために30年間旅をしている男イーライ(デンゼル・ワシントン)は、その本を奪おうとする者をためらわずに退治できるような強者。が、実は彼は旅の目的地を知らず、「西へ向え」という神の啓示だけを頼りに歩き続けていた。

そんなある日、彼の前に本を探し続ける独裁者・カーネギー(ゲイリー・オールドマン)が現れ…。

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謎とともに伏線やメッセージが散りばめられていて、そこにハマればすごく興味深い内容なんだけどねえ。つまらなかったかなあ。あ、でもこれも主役がデンゼル・ワシントンじゃなければ、たしかにただのアクションだったかも…とも思った(汗)


感動的だったのは…なぜ本の運び手として彼が選ばれたのか――聖職者でもなく、おそらくは超人でもなかった彼なのに、というところ。それは、なぜ30年も歩き続けなければならなかったのかという点に繋がるのですが。
セピアっぽい映像が劇的に変わる瞬間=「ああ、やっぱり西洋の映画だ」と感じさせるそのタイミングにも繋がる。そうやって、話が破綻してないところも好きです。


なにぶん「何もかもなくしたアメリカを放浪する話」なので、この作品もまたアメリカのだだっ広さを堪能できます。


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映画100本ノック★ランキングではこの順位

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◆作品情報

『クレイジー・ハート』(公式サイト)

原題:CRAZY HEART(
2009年 / アメリカ
日本公開:2010年6月12日
上映時間:1時間51分
配給:20世紀フォックス映画
映像:カラー

監督・製作・脚本: スコット・クーパー
製作: ロバート・デュヴァル / ロブ・カーライナー / ジュディ・カイロ
製作・音楽: T=ボーン・バーネット
製作総指揮: ジェフ・ブリッジス / マイケル・A・シンプソン / エリック・ブレナー / レスリー・ベルツバーグ
原作: トーマス・コッブ
撮影: バリー・マーコウィッツ
美術: ワルデマー・カリノウスキー
編集: ジョン・アクセルラッド
キャスト:ジェフ・ブリッジス
/ マギー・ギレンホール / ロバート・デュヴァル / コリン・ファレルほか

『ザ・ウォーカー』(公式サイト)

原題:THE BOOK OF ELI
2010 / アメリカ
日本公開:2010年6月19日
配給:角川映画 /松竹
映像:カラー

監督: アルバート・ヒューズ / アレン・ヒューズ
製作: ジョエル・シルヴァー / デンゼル・ワシントン / ブロデリック・ジョンソン / アンドリュー・A・コソーヴ / デヴィッド・ヴァルデス
脚本: ゲイリー・ウィッタ
撮影: ドン・バージェス
音楽: アッティカス・ロス
キャスト:デンゼル・ワシントン
/ ゲイリー・オールドマン / ミラ・クニス  / トム・ウェイツ  / レイ・スティーヴンソン / ジェニファー・ビールスほか

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» 映画「クレイジー・ハート」自分の歌を自分らしく歌え [soramove]
「クレイジー・ハート」★★★★ ジェフ・ブリッジス、コリン・ファレル、マギー・ギレンホール、ロバート・デュバル出演 スコット・クーパー監督、111分 、2010年6月12日より順次公開、2009,アメリカ,FOX (原題:CRAZY HEART)                     →  ★映画のブログ★                      どんなブログが人気なのか知りたい← 「昔のヒット曲で酒場やボーリング場で ライブを行い、なんとか食いつないでいる カントリーシンガーが主人... [続きを読む]

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