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【美術展めぐり】「ポンペイ展 世界遺産古代ローマ文明の奇跡」

横浜美術館(横浜市西区)で行われている「ポンペイ展 世界遺産古代ローマ文明の奇跡」に行ってきました。


ポンペイはイタリア南部の古代都市。近隣のエルコラーノとともに世界遺産に登録されていますが、これらの町というのが——西暦79年8月にヴェスヴィオという山が噴火し、一昼夜にして火山灰の下に埋没した都市なんです。


町は「灰の蓋」に覆われたタイムカプセルのごとく、18世紀半ばに発掘調査が行われるまで噴火当時の姿のまま“保存”されていたわけです。ローマ帝国が最盛期を迎えつつあった時代の様子のまま、およそ1700年の間。


で、この展覧会ではポンペイおよびその周辺からの出土品を中心に、約250点の壁画、彫刻、工芸品、日用品などが紹介されていました。


印象に残ったのは、こういった展示物。またハガキを買ってきちゃった。


ポンペイ展はがき
剣闘士の小像(萌)。


剣闘士=円形劇場で戦う戦士ですね。グラディエイター!で、画像の小像は今でいう剣闘士のフィギュアってこと?
剣闘士が実際身につけていた鎧とか脛当ても展示されていましたよ。青銅でできていて「こんなのつけて戦ってたんだ(重)!?」って驚きでした。まさに『聖闘士星矢』の世界。


ポンペイ展はがき
お風呂場の床のモザイク。いちおうこれ、イルカなの。黒い石が平行に敷き詰めてあって、白は斜めに貼られてる。古代ローマ人、凝り性です。


いまでも十分使えそうな給湯システムもあってビックリ!本当〜に古代ローマ人はお風呂好きだったのね。”風呂マンガ”を思い出しましたよ(笑)まだ読んでないけど。


ポンペイ展はがき
これは遊技用のチップ。遊び方はわかっていないようですが、それぞれの表面に文字が刻んであります。


ポンペイ展はがき
「神託を伺うアキレスの表された円形浮彫」。
トロイの木馬、トロイア戦争で有名なアキレスが戦に行く前に女神のお告げを聞いてるの図。
ちなみにこれから「ポンペイ展」をご覧になる方は、ギリシャ神話をおさらいor予習されると余計に楽しいかも。。。ナラリーノはちょうど、久々にギリシャ神話を読み直している最中だったんです。ゼウスにアポロン、ヘラクレス。彼らをモチーフにした展示品を「そうそう、××といえば必ずコレを持ってるんだよな~」なんて思い出しながら眺めていました。


フレスコ画もたくさんありました。教会だけじゃなく、普通の家々に飾られていたようです。優雅で享楽的な生活が垣間見えました。
でも一番衝撃的で、当時を感じさせてくれたのは、展示室に入ってすぐ入館者たちを迎えてくれた「ある人」——


その人とは、日本の調査隊が発掘した噴火犠牲者の「型取り」。犠牲者の肉体が火山灰の中で空洞になったところに石膏を流しこんで型を取ったんです。その型が展示されていました。


火砕流に飲みこまれる瞬間、体を低くしたのか転んだのか——とにかく地を這うような姿をしていました。見た目は石のようなのよ。でもすごく生々しかった。「怖い、逃げたい、生きたい」と言っているようで。残酷だけど、見ていて厳粛な気持ちになりました。


人口1万人くらいの都市で噴火で亡くなったのが2000人って言ってたかな(うろ覚えで申し訳ないです)。
古代の人々の例にもれず、ポンペイの人々も「神の意志」というものを信じていたそう。生きながらえた人々は、一瞬にして町を変えた噴火をどのように捉えたのでしょうね。。。歴史があって、それが掘り起こされて、現代の人々がそれを見ている。これはどんな意思なのか。なんだか不思議な時間が流れている展覧会でした。


†—‐†—‐†—‐†—‐†—‐†—‐†—‐†

ポンペイ展 世界遺産古代ローマ文明の奇跡

開催期間:2010/3/20(土)〜6/13(日)
詳細は公式サイトにてご確認ください(横浜美術館のホームページTOPに飛びます)

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ナ国☆美術館」カテゴリの記事

コメント

横浜とは大遠征ですね。

私も世界史好きなので興味あります。
こういう展示や絵画展は撮影禁止だから私もいつもハガキ買っちゃいます。

ポンペイの火砕流にのみこまれた人たちの型どり、以前TVで紹介されたのを 息をのんでみた記憶があります。
目の当たりにすると 凄まじいでしょうね。

《古代》《遺跡》大好物です。
横浜…近けりゃ行きたい(泣)

おおー、遺跡好きにはたまらない展覧会ですね。
少し遠出をしないと行けない場所でしかこういった類の展覧会が開催されないのですが、行くと歴史が感じられ面白いですよね。
昔、古代エジプト展に行ったのですが、ミイラの小ささにもびっくりしましたが、やっぱりちょっと怖かったです。

ナラリーノさま、こんばんは。

古代ローマ文明って古代すぎて(笑)、もう神話に近い気がします。
でもそこには確実に、私たちと同じように人々の生活があったわけで……。
笑って泣いて、怒って愛し合って、それぞれの人生があったんですね。
それが一瞬にして、まるで神の怒りに触れたかのごとく……
う~ん、やっぱり怖いです~。

私も、神話や旧約聖書とか結構好きです。いろんな事を示唆していると思いますもんね。
良い時間を過ごされましたね。

皆様、コメントありがとうございました☆


shineヤスさま

はい、私にしては大遠征。
酔い止めを飲んで出かけたので
帰りは眠くてモーローとしていました。。。

ハガキ、買っちゃいますよね!


shineがあるさま

「息をのむ」って言葉、ぴったり!

ポンペイ展のこと調べてみたら
これから来年にかけて
名古屋、新潟、仙台と巡回するみたいなんだけど
関西の情報がなかった。。。
機会があるといいね!


shineナスさま

おおー、ナ国に集う皆さんは世界史・遺跡好きだ!
ホントに歴史を感じられました。
今回は「タイムカプセル」的なちょっと不思議な歴史。

私も年初にエジプト展でミイラを見て来たところです。
やはり…怖いですよね!


shineお夕さま

>良い時間を過ごされましたね。

はい、すごく良い時間でした。
お夕さまのおっしゃる通りで
時間も場所もかけ離れているけれど
「生活」とか「人生」があって…っていうのを
ひしひしと感じることができました。

私、聖書はどうしても挫折してしまって。。。
でも絶対にちゃんと読んでみたいんです!

剣闘士の小像、モザイク...プリミティブな雰囲気がいいですね。
私も何かで噴火犠牲者の「型取り」の画像を見たことがあるのですが、ものすごく怖いですよね。
この死に方は絶対にイヤ!って思った記憶があります。

横浜にいらしてたんですかぁ!!
もしかしたらその日、私もすぐそばにいたかもです。
ちょうど横浜美術館の裏の道を歩いて横浜駅に向かっていました。
本当はこの展示を観にいきたかったんですが
絶対混んでるだろうなとあきらめ、誰もいない裏道で
のんきに歌うたってましたnote
イタリアにかつて行ったとき、ポンペイまで行かれなかったのが
残念で、いつか必ず行くぞと思っているほど好きなんです。
6月までに行こうっと。

shineぽおるさま

コメントありがとうございました☆

可愛いよね、「剣闘士の小像」!?
リアルじゃなくて、まるまるっとしてるのも
ツボです。

噴火犠牲者の「型取りはやはり衝撃的だよね。
どんな思いで逃げてたんだろうね。。。


shineウクレリアンさま

コメントありがとうございました☆

そうなんですよ、ものすごく久々に。

気合いを入れて開館の時間に行ったんです。
私が行った日はその時間帯はちょっと混んでましたが
そのあとは大丈夫でした。帰り(12時くらい)に
チケット売り場を覗いたら並んでなかったです。
オススメですよ〜歌いながら是非どうぞ!

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