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【美術展めぐり】「特別展 細川家の至宝―珠玉の永青文庫コレクション―」

東京国立博物館平成館(東京・上野)で開催中の「特別展 細川家の至宝—珠玉の永青文庫コレクション—」に行ってきました!


特別展 細川家の至宝
(ものっすごく天気のいい日に出かけたのでした)


旧熊本藩主・細川家に伝来した文化財を後世に伝えるために、昭和25年(1950)に設立された永青文庫。その所蔵数は8万点を超えるとか。その中から選りすぐりの美術品を披露したのが今回の特別展。


激動の歴史を生きた武家ながら和歌、能、茶の湯といった日本の伝統文化を守り伝えた細川家の歴史資料や美術品のほか、16代当主で稀代の収集家だった護立氏(元首相の細川護熙氏のおじいさん)のコレクションが出品されていました。


ナラリーノは細川幽斉・忠興親子の時代を感じられる品や茶道具が見れればいいな〜と思って足を運んだのですが、ほかにも興味深いお宝がたくさん!


仰天の頭立が楽しめる13代当主・韶邦の具足「紺赤糸威二枚胴具足」とか、14巻並べると400mになるという領内のスケッチ集「領内名勝図巻」とか、八代目の名君・重賢が描かせた写生帳「毛介綺煥」とか、「作るの大変だったろうな…」という総刺繍の能衣装「黒地花霞模様」とか…細川家の客分として晩年を熊本で過ごした宮本武蔵関連の資料もありました。


ほかにもいろいろ、ホントにすごいのよ――でもとにかく展示数が多くて。これでもお宝の一部なのか、どんだけ蔵が大きかったんだ、しかもこの保存状態の良さは何?というのが展示会を通しての一番の驚き(超・庶民感覚)。


そんな庶民が今回購入したハガキはコチラ。


買えるのはハガキのみ


左が国宝「時雨螺鈿鞍(しぐれらでんぐら)」
鎌倉時代の馬具です。黒漆塗で螺鈿の意匠が施されているのだ。尻を乗せるものに螺鈿細工なんて…(←どこまでも庶民感覚)。


しかもこれ、図柄(松に絡みついた葛の葉)とそこに紛れこませた文字(「恋、時雨、原など)で新古今和歌集の「わが恋は松を時雨にそめかねて 眞葛が原に風騒ぐなり」という歌を表現してるんです。武人、粋すぎる。。。


中央が護立氏のコレクション「黒き猫」、右が「鶴と七面鳥」
ちなみに護立氏が美術や文学へ傾倒したのは生まれつき病気がちだったことも一因らしいのですが、その審美眼はやっぱり芸術の保護者だったご先祖から受け継いだものだったのでは。


重要文化財の「黒き猫」(明治43年)は菱田春草筆の日本画。毛並みがホワホワで可愛いニャンコ。むちっとしたお手々はイラストちっくなんです。


「鶴と七面鳥」(昭和3年)は小林古径筆、二曲一双の屏風絵です。和洋のコラボが微笑ましい!白、黒、赤、緑の色合いが絶妙でとても綺麗でした。


ハガキといえば「九曜紋鐘」を買い忘れちゃいました…(あったのかな)。
「九曜紋鐘」は細川忠興が妻のガラシャを追悼するために南蛮寺に施入した鐘です。形が西洋風なの。明智光秀の娘で、隠れキリシタンで…って難しい存在の奥さんだったろうけど、でも愛してたんでしょうね。


思えばガラシャさんって、いまのナラリーノの年齢くらいしか生きられなかったわけですよね。「黒い猫」を描いた菱田春草も亡くなったのは36歳。


護立氏が美術品を収集し始めたのは10代のころ。その当時から驚きの目利きぶりだったそうです。それに比べて私ったらダメね〜と美術展をあとにしたナラリーノ。大物・歴史上の人物と自分を比べる不遜すぎるただの庶民。


●◎○●◎○●◎○●◎○●◎○●◎○●

「特別展 細川家の至宝―珠玉の永青文庫コレクション―」

会期:2010/4/20(火)~6/6(日)

※日程により展示物が変わります。詳細は上記ホームページでご確認ください。

●◎○●◎○●◎○●◎○●◎○●◎○● 

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ナ国☆美術館」カテゴリの記事

コメント

細川家…秘宝いっぱいありそうですね。
細川家=ガラシャはやはりイメージします。

ナラリーノさま、おはようございます。

細川さんと聞くと、元首相の細川護煕さん。
あの方のお顔はやはり「お殿様顔」でした。志村さんの「バカ殿」ではありませんよ、念のために。

あれよあれよで首相になり、あまりジタバタされず身を引いて、今は陶芸家でもいらっしゃる。やっぱりお殿様だなあ、と思います。

こういうれっきとした由緒正しいコレクターのおかげで、貴重なお宝が海外に流出せずにすんだということですね。

菱田春草さんの「黒き猫」は結構好きなんですけど、こちらに所蔵されてたんですね。私も観たいな~

ナラリーノさんの審美眼も、ますます磨きがかかってきたことでしょうね。

尻を乗せるものに螺鈿細工・・・・。
すみません、私も同じように考える庶民でした(笑)
でも、そんな隅々に粋を感じますね。

 おはようございます。私は、こういう美術品等にはそれほど詳しくないのですが、それでもこういう展覧会などに行くと、やっぱりちょっと心おどりますheart02
 やっぱり、「本物」(よく似た「偽物」に対する「本物」という意味でもありますし、「写真」などではなく「実物」という意味でもあります。)と出会う・接するというのは、大切なことですねhappy01

皆様、コメントありがとうございました!


shineヤスさま

やっぱりガラシャを思い浮かべますよね。
侍女の報告書(ガラシャの最後を伝えるもの)もあって
多くの人がご覧になっていましたよ。

秘宝はもう、ありすぎましたね。
これが一部というのがすごいです。


shineお夕さま

護煕さん、ホントに殿様顔ですね。
質問する記者を選ぶときの
雰囲気もやんごとない感じも忘れられません(笑)

護煕さんもお宝が残っている幸運を語ってらっしゃいました。
戦争で焼けだされなかったことも大きいようです。
今度永青文庫に行って審美眼を磨きたいです♪


shineナスさま

やっぱり考えちゃいますよね!?
螺鈿の上に尻!って(←庶民な上にお下品)

>でも、そんな隅々に粋を感じますね。

そうなんですよね。
飾り物じゃなくて日常使うもの、
馬具とはいえ敷くものに手をかけるというのが粋ですよね。


shineichi-papaさま

私も心躍ってしまいました!
歴史的な資料や芸術品に囲まれて
心が綺麗になったような…(勘違い)

審美眼って才能だと思うのですが
でも本物を見続けることが大事って
いいますものね。。。

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