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よくできました!映画『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』

いやあ、想像を超える面白さでした。よく出来てましたよ、映画『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』!


ドラマのシーズン2が実のところ迫力に欠けていたので、原作から離れたオリジナル作品らしい映画版は心配でもあったのですが。脚本、相当練ってありました。エライ!


あらすじは至ってシンプル。
棄権したヨコヤ(鈴木一真。結婚おめでとう!)の代わりにライアーゲーム・ファイナルステージに参加することになった直ちゃん(戸田恵梨香)は、天才詐欺師のアキヤマ(松田翔太)とともに勝者となってこの馬鹿げたゲームに終止符を打とうとしていた。


今回のゲームは「エデンの園ゲーム」。ちなみにこの映画、「エデンの園ゲーム」自体はシンプルというところも面白さの胆なのだと思う。


プレイヤーが11人いる。
ひとりずつ部屋に入る。
金と銀と赤、3種類の林檎がある。
1つを選んで自分の焼印を押し、箱に入れる。全員終わったら事務局が林檎の色と数を集計する。これを13回繰り返すだけ。全員が赤い林檎を箱に入れていると、みんな仲良く賞金がもらえますよ、と。


「だからこのゲームで大切なのは互いを信じる心です~」てな直ちゃんからすれば楽勝なゲーム。前もって「全員で赤い林檎を入れよう」って約束すればいいだけだから。そして実際「だよねだよね、赤を入れよう」って話になる。が。


それで済んだら出し抜き合って巨額の富を奪い合うライアーゲームにならない


赤い林檎を選ばなかった人に大金が流れ、そのとばっちりで赤い林檎を選んだ人が負債を背負うようなルールになっているのだ(※)。誰が何色の林檎を箱に入れたかはわからない。だから当然、人間不信に陥ることウケアイな展開が始まる、と。

※正確には、選ばれた林檎の組み合わせで賞金や負債額に決まりがあるので「赤」を選ばないからといって大金が手に入るとは限らない。詳しいルールはこちら(公式サイト)で。


で、なにせ映画は2時間以上あるので。この裏切りと騙し合いの間をぬうように、どんでん返しあり、ハッタリあり、それを突くような真実あり、軌道修正あり、意外な救済あり、アキヤマさんお得意のルールの抜け穴探しと超絶心理戦がありありありあり!張られた伏線にコケたり、うまくよけたりしながら進んでいくストーリーは飽きない!残念なところもあるけど、そこには目を瞑って。


ドラマを観てなくても戸惑わないはずですが、観ていたほうがお約束がわかって楽しい。あの独特の間とかセリフとか。ナラリーノはフクナガくん(鈴木浩介)のネッカチーフの育ち具合がツボでした。結んだところがどんどんデカくなっている気がする。。。


アキヤマ役の松田翔太ンは、やっぱり当たり役〜♪原作のイメージとは違うんだけどね。最初全然セリフがなくて「え、まさかこのまま無言で終わるんじゃ」と思ったけど杞憂でした(当たり前)。


あいかわらず髪型はカメラ割りによっておかっぱみたいだったけど、直ちゃんだけは守り抜こうとする王子キャラは健在!そうそう、原作より王子度が高いのよ!超〜〜〜〜〜カッコよかったです。やっぱり人間、頭がよくなくちゃ大切な人は守れないのよ。


スクリーンいっぱいに大映しされたソファに身を沈める翔タンを観るにつけ


「ソファあっての、oh〜ライアー!」


って震えた(?)。テレビだとチャチく見える暗がりの毒々しいセットは映画館で見るにはうってつけ。雰囲気がありました。


って、褒めっぱなしじゃん!


だってだって〜!もうね、プレイヤーのひとり・松村雄基がテラテラした銀色のスーツにオレンジ色のシャツという「塩じゃけかよ!?」みたいな格好で出てきた瞬間に「ああ、もうこの映画は120%面白いはず」って思ったんだもん!それが当たったんだもん!褒めざるを得ない!!!


ははははは・・・


なんか、書いてて興奮してきた!もう一回、観に行こう!


映画『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』公式サイト
映画100本ノック★ランキングではこの順位!

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コメント

ナラリーノさま、こんばんは。

『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』、ご覧になったんですね。
私はテレビで、かじる程度しか観ていないんですが、面白いのは確かだと思います。
元来「おツム」があまり良くないもので、ルールや盲点、駆け引きなどは、よ~く説明してもらわないとわからない人間です。

実は、この番組で注目したのは「松田翔太」さん。
こういうニヒルで知的な役はピッタリだと思います。
歳の割には貫禄さえ感じますし……。
後5~6年もすれば、より魅力が増すかと思います。

ここだけの話ですが、(こんなところで、なんでここだけ?)私は密かに(だから密かにナッテナイ!)「木枯し紋次郎」役にどうだろうかと思っています。5年後ぐらいですよ。
あの切れ長の目は、なかなか良いと思っています。
彼の今後が楽しみです。

お夕さま

こんばんは、コメントありがとうございました☆

『ライアーゲーム』、説明がないと難しいですよね(><)
私もドラマのときは何度も見返して
原作と照らし合わせて、でも間違ってる、みたいな
感じでした。。。(ダメダメ人間)

翔たん!紋次郎!
やっていただきましょう。
『篤姫』で将軍家茂を演じていた時
意外と時代劇の格好、似合うなと思っていたので
いまにニヒルな紋次郎さん、出来るようになるかも!

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