2021年11月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

過去の記事

カテゴリー

無料ブログはココログ

« 「ナ国の10月」改め、稲葉さんがスラッシュと日米夢タックだと〜! | トップページ | 世界初披露!『鐘』の舞 »

認定☆猫背王(映画「カムイ外伝」)

行ってきましたよ、『カムイ外伝』!はっはっはー、まずはあらすじからいこうじゃないか!



*映画『カムイ外伝』あらすじ**

虐げられる民として生を受けたカムイ(松山ケンイチ)は見事な技と剣の腕前を持つ忍者として成長する。しかし、掟に縛られ殺戮を繰り返す生き方に閉口し、自由を求めて忍びの世界を抜け出してしまう。それは裏切り者として死ぬまで追っ手と戦い続ける運命の始まりであった。

ある日、漁師の半兵衛(小林薫)が起こした事件をキッカケに彼が住む島で過ごすことになったカムイは、半兵衛の妻・お鹿(小雪)を見て愕然とする。

******************



『カムイ外伝』−−−



「はっはっはー」って明るくいこうと思ったが、正直、ストーリー自体に面白さを見出すのは厳しィ。。。意外にもガツンと来るエピソードがなくて。。。



脚本は宮藤官九郎(と、監督の崔洋一)。クドカンについては語れるほど詳しくないけれど以下の点で「らしく」はなかったんじゃないかと。



クドカンが原作アリの作品を手掛けると−−−アウトラインを取っ払って好き勝手いじるように見えて、意外や原作の中心で息づいているものは捕らえて外さず、最後にはむしろ色濃く伝わってくる、みたいに感じていたのです、今までは。



今回は逆に中心=伝え聞いていた原作の傑作たるエキスには触れず、アウトライン=孤高のヒーロー!ってところに一点集中だったのではないかと。セリフは思い切り抑えてあってバリバリのアクションがメインな映画です。



だから今年の時代物邦画だと、ナラリーノの中では『GOEMON』より上、でもストーリー性のあった『BALLAD〜』や青年像がいいと思えた『TAJOMARU』よりは下、という評価。映画100本ノック★ランキング、ご参照あれ。


******************


で、ストーリーに難を感じてしまうと素材の良さが気になるわけで。



自然、主役の松山くんの良さに目が行くわけで!



松山ケンイチ、好きです。若手俳優では一番好きか?(金城武や北村一輝は若手ではないだろう)『デスノート』のL!特に『L change the WorLd』のL!映画館で見た話はまっっっったく愛せなかったけど、でもやっぱりLは松山くんでよかったと!漫画読んだ時のLのイメージって堂本剛なんだけど(ちなみにライトのイメージは堂本光一)!でも松山くんでよかったと!『L change the WorLd』、もの言わぬ少年に名前をつけてあげるシーンがあるんだけど!泣かすな!そういう作品だった。



なんでカムイの話でLを出したかというとだね、松山くん−−−




君はどんだけ猫背が似合う男なんだーーー!




と、見ていて叫び出したいナラリーノがいたわけなのだよ。



カムイは忍者だったということで思いきり腰を落として走るのよ!で、物陰に隠れる時も身を縮めるでしょう。松山くん、姿勢のいい時がないんだけど背中丸めてる姿が似合うんだよ。人を寄せつけない雰囲気がいい。でもちょっとだけそういう心が揺らぐ場面もありもっといい。



猫背が似合う男・松ケン。ナラリーノの中で「三大☆猫背王」のひとりに認定したい。



ちなみに「三大」とは−−−Lの松山くん(猫背だった)、カムイの松山くん(猫背だった)。もうひとりはオシム前監督(「猫」越えのデカさ)。3つのうち2つを松山くんが締めちゃってるから!




で。フンドシの話も、していいか?




松山くん、カッコ良過ぎるアクションのほかにフンドシ姿も披露。映画が終わったあと、客席のそこかしこで「フンドシ」「フンドシ」って声が聞こえた。あれはたぶん松山くんのフンドシがよかったってことだと思う。小林薫でなく。


 

どしどしフンドシ姿になっていた松山くん、ナラリーノも気になりました−−−って、ナラリーノこそ『カムイ外伝』のエキスに触れていない気がする。ゴメン。背中を丸めて猛省中。メインの役者さんたちは揃って◎。そこを見どころにクドカンエキスを探しつつ、でどうぞ!



******************

映画『カムイ外伝』公式サイト

******************

« 「ナ国の10月」改め、稲葉さんがスラッシュと日米夢タックだと〜! | トップページ | 世界初披露!『鐘』の舞 »

ナ国☆映画館」カテゴリの記事

コメント

>アウトラインを取っ払って好き勝手いじるように見えて、意外や原作の中心で息づいているものは捕らえて外さず、最後にはむしろ色濃く伝わってくる、みたいに・・・

そうそうそう!!そうなんですよぉ!
実はまだ観ていませんが、予告を見たときにいつもの宮藤さんっぽくないなぁと思いまして。アクションが強調されてるなと。
でも監督の好みとかもありますよね~。

松ケンさんはそれほど好みではないのですがやはり観に行こうかな~♪

こんばんは!

「カムイ外伝」、ご覧になったのですね♪
松ケンさんといえば、以前「L~」を観たことがあり 本作が気になっていたのですが、それぞれの作品において、各役柄を見事演じきってらっしゃるように感じ、素晴らしいと思います

また、ストーリー(脚本)面では、クドカンさんの作品をまだ見たことがないので、ぜひチェックしたいです!

ウクレリアンさん

コメントありがとうございました♪

映画はまさにアクション強調でした!
あ、あとCG。CGをガンガン使ってました。
(当たり前か−−−?)

>松ケンさんはそれほど好みではないのですがやはり観に行こうかな~♪

見て見て〜ファンから見てクドカンらしさがあるかチェックしてみて〜


瑞 潤さん

コメントありがとうございました♪

瑞 潤さんも「L〜」ご覧になりました?
内容は怖かったけど松山くん、よかったですよね。
他の作品もちゃんと見ています!

クドカン−−−イチオシは何なんだろう?
コメントしてくださったウクレリアンさんは
ホントのファン(舞台もご覧になっとる)なので
オススメがあったら教えてほしいですね☆

ご指名ありがとうございます。
ウクレリアンでぇっす☆

宮藤脚本のおすすめはですね、
個人的に超オススメなのはドラマ「マンハッタンラブストーリー」です!
これはもう最高傑作です。
くだらないにもほどがあるってもんです。
一番宮藤さんの舞台作品に近い雰囲気でしょうか。
あと人気があって宮藤官九郎っぽいのはドラマ「木更津キャッツアイ」と「タイガー&ドラゴン」、映画「少年メリケンサック」。
賞をたくさん取ってブレイクのきっかけになった「GO」は原作重視の作品でした。
初期の頃の深夜ドラマ「TV’s High」なんかは今見ても面白いです。
DVDは出てないので、運がよければニ○ニコ動○とかで見られるかもしれません。

あ。どんどんマニアックになっちゃってすみません(∩。∩;)ゞ
皆様機会があればぜひ舞台も観てみてくださいね♪

ウクレリアンさん

オススメ、ありがとうございました!

>個人的に超オススメなのはドラマ「マンハッタンラブストーリー」です!

やっぱりファンはそうなのですね。
私の友人のクドカンファンも
「マンハッタン〜」は絶賛していました。
私もこれは観なきゃダメですね!

「木更津〜」は最初放送された時は
面白さがわからなくてスルーしちゃったのですが
深夜に再放送してるのを見て大好きになって
DVDとシナリオ集を買いました♪

松ケンのL、私も好きです。
漫画原作ものは固定イメージがあるのに上手。
(ところで相方が『L change ~』のストーリーの酷さについてナラリーノ様と語りたがっておりましたよ。周囲に見た人がいないらしい。)

松ケンでクドカン、期待したのになぁ。
カムイは置いておいて、ウクレリアンさんおすすめの「マンハッタン〜」を私も見ようっと。

ぽおるさん

コメントありがとう♪

>松ケンのL、私も好きです。
>漫画原作ものは固定イメージがあるのに上手。

ホントだよね。
原作とは違うように思えたけど
結局「松ケンのL」が好きになったし
見ていくうちに「Lっぽい」って思うようになった!

>ところで相方が『L change ~』のストーリーの酷さについてナラリーノ様と語りたがっておりましたよ。

私も周りに観た人いなかったのよ!
そんじゃあ今度相方殿とは

・木枯し紋次郎
・L〜

について語り合おう!
ぽおるとは「マンハッタン〜」か?

観てきましたよっ!カムイ外伝。

見終わった後のウクレリの最初の一言は
「長いっ!」
でした(笑)
この映画、アクションアクションで押されまくられましたが、孤高のヒーローが人と触れ合って揺らぐ様が肝のような気がしたんです。
そこを強調するが為に戦いをたくさん入れたんだとは思いますが、それでも長く感じました~。
Lは確かに合ってた松ケンくん。
カムイは・・・よくわからなくなってしまいました。
小林薫と伊藤英明はd(>_< )Good!!

ウクレリアンさん

きゃー、ご覧になりました!?
待ってました!
でもやっぱり長かったですか〜(同感〜)

>孤高のヒーローが人と触れ合って揺らぐ様が肝のような気がしたんです。
>そこを強調するが為に戦いをたくさん入れたんだとは思いますが

なるほど!そうか。
肝の強調に辿り着くまでのアクションが長過ぎちゃったのかなあ。

小林薫は「ありがとうございました」という感じでした(^^)
伊藤英明も重みがあってよかったですよね。

宮藤官九郎脚本について何も書いてなかったのでまた書いちゃいます(笑)

正直、これ宮藤さん?って思っちゃいました。
監督も名を連ねてましたから、監督寄りになってるのか
もしくは編集で手がかかったのかな?

要するにまじめとバカばかしさのバランスが宮藤官九郎なんですよね。
それがあまり見えなかったかも・・・

ウクレリアンさん

コメントありがとうございました☆

>また書いちゃいます(笑)

じゃんじゃん書いちゃって!
てか前回触れていなかったので
ウクレリアンさん的に許せなかったのかと。

>正直、これ宮藤さん?って思っちゃいました。

やっぱりそうでしたか。
公式ホームページだったか
クドカンらしい、って書いてあったので
詳しい人が見るとそうなのかな〜と
思ったのですが
(全然違うとすぐ「新しいクドカン」とか書きそう)
やっぱり違いましたよね!

はち切れそうな感じがなかったですよね。。。
あ、ウクレリアンさん「カイジ」のほうが
面白かったです!

宮藤さんらしいのかな?!
放送作家もやってたし結構監督とか周りのニーズを汲み取るのがうまいから、そういう意味では彼らしいけど、書きたいことかどうか?と言われると違う気がするなあ。

あ~!カイジもどうしようかなって思ってたんですよぉ。
なんかものすごくいいタイミング(笑)
藤原竜也って実はもともとあまり興味なかったんです。
でも小栗旬がらみで舞台のDVDとか観るようになったら、こりゃ本物だ!と思って食わず嫌いだったことが判明。
それだけにカイジ、迷ってたんですよね~。
ああ、ひとりで行っちゃいそうだ。こりゃ。

ウクレリアンさん

そしてさっそく「カイジ」レポをアップしました♪
私はこれで「藤原竜也は本物だ」と思いました。

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 認定☆猫背王(映画「カムイ外伝」):

« 「ナ国の10月」改め、稲葉さんがスラッシュと日米夢タックだと〜! | トップページ | 世界初披露!『鐘』の舞 »

Amazon商品検索