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集まれ「ラスト判定人」(映画100本ノック★ランキング)

「オチが愛せなかった」という理由からナ国の「映画100本ノック★ランキング」ではいい順位をあげられなかった映画がある。


たとえば 『3時10分、決断のとき』
たとえば『扉をたたく人』
たとえば『サンシャイン・クリーニング』

※上記の作品名をクリックすると、このページ内の各映画評に飛びます。


どれも質がよく褒められるべき作品なのに申し訳ない。つうことで「オチで順位がオチちゃって残念」レポということでこの3作品を語ってみたい。


ご覧になった方、これらの映画のために「いやいや、あのラストこそいいんだよ!」のコメントをお待ちしております(あ、もちろん「ナラリーノに賛成〜」って方もいると嬉しい)。また、まだご覧になっていない方は「ラスト判定人」の任務を背負いつつ作品を見ていただけたらと思う、是非。


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『3時10分、決断のとき』は1957年公開映画『決断の3時10分』(デルマー・デイヴィス監督、グレン・フォード主演)のリメイク版(公式サイトはコチラ)。


南北戦争で片足を失ったのち小さな牧場の主となったダン(クリスチャン・ベイル)だったが、荒涼とした土地での生活は苦しく借金は増える一方。そんな父親を14歳の長男は嫌っていた。


ある日、ダンと息子たちは有名なならず者・ウェイド(ラッセル・クロウ)とその一味が駅馬車を襲撃するところを目撃。巻き添えの難は逃れたものの、今度はウェイドが保安官に逮捕される場面に遭遇してしまう。


ウェイドを裁判所に連行するには駅のある町まで彼を連れて行き列車に乗せなければならない。列車の出発は3日後の午後3時10分。ダンは200ドルの報酬とひきかえに、危険を承知で護送役を名乗り出る。


この作品。筋はミステリーの要素を孕んだ西部劇となっており、とても面白かった。


護送する3日の間にウェイドを連行するダン一行には数々の試練がおとずれる。
ウェイドを救おうとする手下たちが追いかけてくる。危険な集落を通ることになる。一行の内にも外にもウェイドを憎む人間がいる。そもそもウェイド自身が大人しくしていない。さまざまな誘惑がダンを揺さぶる。こんな状況で一行はウェイドを無事列車に乗せることができるのか−−−


そんな「ミステリー餡・西部餅」に人情ものがトッピング。もともとは狙撃の名手としてお国のために戦ったのに、その後は価値のない者として打ち捨てられたダンがお金のため、家族のため、自身の名誉を取り戻すために行動する。その過程で彼の良心が輝き出す、と。


その良心を支えてくれたのは、やはり周囲の人であり、その中にはさりげなくウェイドまでいたりする。


うだつの上がらない父ちゃん=ダン役のクリスチャン・ベイルもいいけど、やっぱりウェイド役のラッセル・クロウがものすごくカッコいい。


童顔だろうと太鼓腹だろうと、ちょっとした仕草がセクシーダイナマイトなラッセル・クロウ。酒場のねえちゃんとよろしくやるシーンはもちろん、窓の外をのぞく、とか、帽子をかぶる、とか。そんな些細な動きにも色気の神様が宿りけり。何をしても印象的なのがカッコいい。


ならず者なのに芸術も愛していて、一味といても孤高の雰囲気がある。いつも一人きりに見えるダンとどこか似ていて、ゆえにわかりあっていくかのようなふたり。そんなふたりの様子は感動的であり、場面によってはすごく可笑しい(書けないのが辛い)。


で、ラスト。。。


ちなみにこの作品(および1957年版とその原作小説)。西部劇の定石らしからぬラストが名作と呼ばれる一因のようだ。そうかそうか、そうなのか。


でもね−−−


ナラリーノはイヤだったんですよ−−−


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映画は限られた時間の中で決着をつけるコンテンツであってほしいというのがナラリーノの考え。余韻が残るのは大歓迎だが「余白を残しすぎたラスト」だと、どうしても点数が辛くなってしまう。


ナラリーノはモヤモヤしちゃったのだが『扉をたたく人』は観た人が心の中で「主人公の扉の向こう」を完成させるような繊細なラスト。あらすじは長くなるので公式サイトで。


孤独を生きてきた初老のおじさまの扉の向こうには、まだまだ新しい世界が広がっていた。それは友情であったり、恋愛であったり、生活そのものであったり。自分のこれからを支えていくであろう出逢いを通して変わっていくおじさまの姿が眩しい!気持ちが優しくなっていく作品であり、そういった筋は好きなタイプであった。


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『サンシャイン・クリーニング』。やはりあらすじは長くなるので公式サイトで。これはね!途中「ランキング、『K-20』に肉薄!」と思ったほどの作品。


大切な何かをなくした人たちがたくさん出てくる。絵に描いたような幸せを生きる人は出てこない。生と死に関わる哀しくも本当に美しいエピソードが重ねられていく。そんな中で「訳ありの事件現場」の片付け屋となった姉妹が自分たちの人生と向き合っていく。こういう話もまた、大好きだ。


人生なんてなかなか整理整頓できない。いらないもの、驚かされるものが湧いて出てくるものなのだ!ということで、あのラストはありだと思う。うん、ありあり。それはよくわかる!


でも−−−


片付いて欲しかったんだよ−−−映画の中ではさ−−−(しかも「サンシャイン・クリーニング」だし)。そういうふうに思うことってありませんか!?


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ネタバレにしなかったつもりですが大丈夫かしら。。。映画100本ノック★ランキングはコチラ

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コメント

三本とも未見ですが、特にラッセル・クロウの、観てみたいと思いまーす。

わかります。
私も観ていませんが、こればっかりは好みというか、感覚というか…。
TAJOMARUはそうじゃないといいんですが。
ちなみに私は初日に観にいっちゃいます♪

Pinkymomocoさん、ウクレリアンさん
コメントのお返事が遅くなって申し訳ありません。


moviePinkymomocoさん

>特にラッセル・クロウの、観てみたいと思いまーす。

是非是非是非是非♪

カッコいい&色っぽい俳優さんが好きな方なら
(勝手にPinkymomocoさんの好みを決めつけている)
きっと嬉しくなる映画だと思います!!
それにしてもクリスチャン・ベイル、
痩せてたなあ。。。


movieウクレリアンさん

そうなんですよ、名作の誉れ高くても好みが、ねえ。。。

私もTAJOMARU、
初日に観に行こうと思ってます♪
混むだろうなあ、早めにチケット買っておこう。。。
テーマ曲目線のレポになると思いますが
ご勘弁ください。。。

映画のレポート、3本まとめて来ましたか...。
しかもどれも楽しみきれなかった映画たち。
ご公務とはいえ、ご苦労がしのばれます。

私はわりとストーリー重視なので、オチがちゃんとしていないと厳しい。色っぽいラッセル・クロウは少々心が動きますが。

movieぽおるさん

コメントありがとう!

>3本まとめて来ましたか...。

うん、ラスト残念繋がりで−−−

ラッセル・クロウのはね、
オチはちゃんとしてる!
でもでも愛せないだけ−−−(涙)

愛せないだけ−−−(もどかしい)

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