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過酷ゆえの美しさ。映画『レスラー』

いかん、はやく書かなくては!映画『レスラー』のレビュー!(上映終了しちゃうんでは−−−)
過酷なれど美しい人間ドラマでした。


+映画『レスラー』あらすじ +

かつて全米No.1プロレスラーだったランディ(ミッキー・ローク)は、50代になってもアルバイトで生活費を稼ぎながらリングに立っていた。
とうとう心臓発作を起こして倒れた彼は医者から「命が惜しいなら試合に出るな」と告げられる。

新しい仕事を得、疎遠だった一人娘との関係を修復し、好意を持っていた女性とも親しくなったランディ。
が、ずっとプロレスに打ちこんできたランディにはプロレス以外に真の生き甲斐はなく−−−

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ミッキー・ロークが主演ゆえ間違えることはないけれど、それでもドキュメンタリーかと錯覚しそうな内容だった。ザラッとしてブレ感のある映像とかミッキー・ロークの何気ない会話とか彼の後をつけるようなカメラワークとか。作りがドキュメンタリーっぽいのだ。
超コワモテながら実は気のいい仲間たち(どうやら本物のプロレスラーらしい)とランディの交流やプロレスの楽屋ネタの暴露など、まさに「50過ぎても現役!老齢レスラーの人生を追う」みたいだった、最初は。



それがだんだんと「なんかこれ、ミッキー・ロークのドキュメンタリーフィルムみたい・・・」って風情を醸し出していくのだ。ミッキー・ロークがリアルの象徴みたいで凄すぎて。さすが、本年度アカデミー賞主演男優賞ノミネート!(だから、これでも獲得できない賞のレベルって何・・・?)



ムッキムキの体、でも至るところに老いの臭いを漂わせるランディ(例:老眼鏡)。首から下のムキっぷりに不釣合いなつぶらな瞳が、体当たりしすぎて砕け散った人生を物語るランディ。
なんだか・・・どん底にいたミッキー・ローク本人の話みたいでしょ・・・?栄光の裏側の、惨めで切ない人生。プラス、ランディの場合は出自も隠したがっている、プロレスを離れたら心通う人もいなくてドン詰まりに見えるわけ。



もうランディが映るだけで



「そんな人生でよかったの...?」
「ランディ本人もツラかろうが、見てるほうもツライですよ...」



とつぶやきたくなるような。ガチすぎるプロレスシーン(ミッキー・ローク本人がやってるそうで驚いた)以上にランディの人生は痛かった。。。



そんな過酷な人生の話だったのに−−−ラスト、ランディがリングに詰めかけたお客さんに向かって言うセリフのおかげで−−−この上なく美しい人生の話へとひっくり返るのだ!まさに人生にボディスラム決まったあああああ!(←プロレス技)



自分の人生でベストを尽くすなら、そこでは「見てるほう」の視線なんてまったく関係ないんだね−−−と素直に思わせてくれるセリフでした。それまでさんざんリアルな映像だったから余計にセリフもリアルに響いたよ。。。



この映画ってホントにミッキー・ロークのドキュメンタリーみたいだった。彼へのオマージュみたいな作品。あのセリフを言わせてもらったミッキー・ロークは幸せなんじゃないかなあ。



と、このままで終われれば本当によかったんだけど直前にプロレスに関する哀しいニュース(三沢光晴さんの死)が流れたので−−−少なくともプロレスの過酷さをどう受け止めていいかわからず。。。そのあたりが思いのほかランキング上位じゃない理由です。



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映画『レスラー』公式サイト

映画100本ノック★ランキングでは●位です

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ナ国☆映画館」カテゴリの記事

コメント

ミッキー・ローク久しぶりだわ。
公式サイト見て来たけど、落ちぶれ感がリアルだ。

私は井上 雄彦の「リアル」にでてくるプロレスラーを思い出しちゃいました。
...8巻で登場するけど、活躍はコミック未発売部分だった。
また立ち読みしてるのバレたね。

予告を映画館で見た時は「誰?」と思いました。
人って変われば変わるものなんだね。

ドキュメンタリー(のようだ)って聴くと俄然興味が出てきました。
が、プロレスが苦手。。。なのでナラリーノ解説でこの映画は完了。
最後の大切な一言が分からず仕舞いですが。

皆様、コメントありがとうございました!


movieぽおるさん

ホントに久々のミッキー・ロークだよね。
久々すぎて懐かしのネコパンチが飛び出したのは
プロレスだったっけか?とか勘違いしてしまったよ。

「リアル」、私も続きを読まなきゃ!
漫画喫茶で読んだから途中なんだよなー。

立ち読み上等の本屋に行ってきます−−−
ぽおるは本屋の前に寝なさいね。


movieP3さん

私も予告見た時わからなかったよ!
すっっっっごい変わってて驚きだよね。
(役造りの域を越えてるような。。。)

>最後の大切な一言が分からず仕舞いですが。

観れないと決まった方にはナラリーノが
自信持ってオチを話します。
今度会った時に♪

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