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戦争の・・・(映画『真夏のオリオン』)

『真夏のオリオン』、観てきました。



−−−ちょっと困ってしまったので、一緒に見に行った玉木宏ファンの友人にこの作品のよさを訊いてみました。



友人「玉木宏の声がよかったよ」

(そうなんだ)



友人「玉木宏が元気にカレーを食べているところがよかったよ」

(なるほど)



−−−ほかは?



友人「・・・なんで日本の戦争映画って、ああいう流れになるんだろうね・・・」



ごもっとも!!!



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『真夏のオリオン』あらすじ

2009年の日本。
倉本いずみ(北川景子)のもとにアメリカから手紙が届く。差出人の祖父の遺品に、いずみの祖母(北川の二役)のサインが入った楽譜があったという。いずみは過去を紐解くために、日本海軍で潜水艦長を務めた祖父(玉木宏)の部下・鈴木を訪ねる。

鈴木が語ってくれたのは、1945年8月、紺碧の海原で起きた出来事だった。

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特段、アラはないのよ。いや、あるけど−−−演技がヘタな人もいるけれど致命的ではないし、疑問(兵隊さんや海軍とは本当〜にこんな見かけでこんな人たちだったのだろうか、とか)もスルーすればいいだけで(いいのか?)。



ただ、サラサラしてるの。。。



「戦争中の日本にも、こういう人がいました」「命は、粗末にしてはいけません」という話をセリフやエピソードで綺麗に束ねて、で−−−?ナ国でいうところの「守備重視、攻めないから負けない作品」ってやつです。一般的にはこのサラサラ感がいいのかなあ。



最近のナラリーノは−−−戦って戦ってその果ての景色を見ちゃってこの先どうやって生きていけばいいのだろう、という人たちの話とか(ex.「戦場のレクイエム」「ウォーロード」)、なんかもう、うかつに語れない域に登り詰めたこうの史代の作品に慣れてしまったので−−−残念、物足りなかったです!



とはいえ、戦時の人々の心の寄り添いが描かれた美しいストーリーです。肉体的な打撃を伴うシーンはほぼないので、痛いのが苦手だから戦争ものはなかなか見れなくて...という方もご心配なく。
ただし、閉所や空気が薄まることに対して恐怖感がある方にはキビシイ。なにぶん潜水艦の話なのでね。



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『真夏のオリオン』公式サイト
映画100本ノック★ランキングでは●位でした

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ナ国☆映画館」カテゴリの記事

コメント

物足りない...。なんかわかる気がします。
むしろ『うかつに語れない域に登り詰めたこうの史代の作品』、この言葉にグッときました。

ぽおるさん

コメントありがとう!

こうの史代、どうしようね。
どう書けばいいか難し過ぎるよ!!!

それを書くのが元首の勤めよね。

どうにかします。
(読んだ人にしかわからんコメントですまぬ)

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» [映画] 真夏のオリオン [Adminではないけれど [ブログ篇]]
久しぶりに劇場へ行って堪能した。 題名真夏のオリオン 監督篠原哲雄 監修・脚色福井晴敏 主演玉木宏(倉本孝行:イ-77潜水艦艦長)、北川景子(有沢志津子/倉本いずみ)、堂珍嘉邦(有沢義彦:イ-81潜水艦艦長)、吉田栄作(機関長)、太賀(鈴木勝海:イ-77潜水艦水雷員... [続きを読む]

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