2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

過去の記事

カテゴリー

無料ブログはココログ

« カルシウムとりなさい★「天地人」第26回(feat. DANONE BODY-ism Calcium Works) | トップページ | ナ国☆バケツ稲プロジェクト【中ぼし後の巻】 »

『台湾人生』。大きなものへの躙り口(にじりぐち)

台湾、大好きです。二度遊びにいきました。
街の活気、建造物の面白さ、買い物や夜市も最高!ご飯もお茶もすごく美味しいし、とても魅力的な国。ついでに金城武も魅力的♪



なにより、日本人に優しいのがありがたいじゃないですか!ナラリーノは黙っていても日本人だとわかるらしく、話しかけられるわ、手を振られるわ、いきなり頭なでられるわ(実話)。



日本にイヤな思いを抱いてないの?お茶屋のおじさんに



「日本が統治していた時代の台湾はよかったよ〜」



って言われて、友人とふたり(いつもコメント書いてくれるぽおるさんです)仰天したのを覚えています。



『台湾人生』は、台湾が日本の統治下にあった時代に生まれ育った5人の台湾人の今を追うドキュメンタリーフィルムです。彼らの日々の暮らしと言動から「かつて日本人だった人たち」の人生が浮かびあがります。



一瞬、わけがわからなくなる映画です。インタビュー形式でやさしく作られているはずなのに。



登場する5人の心情に大混乱してしまったのです。ナラリーノは台湾を知らな過ぎました。みんな、なんでそこまで「日本人」なの?


5人に共通する「日本人としてのアイデンティティ」は絶句するほど強烈です。こんなにも、国とは心に馴染むものなのか。植え付けられたはずのもの、「本来の祖国(台湾や中国)」とは違う国のものなのに。



でも確実に「民族の血」は流れていて−−−時おり見せる「それ、絶対に日本のものじゃないよね」という風習や感覚!教えられて染みついたものと、生まれながらに手にしたものの混在。でもみんなそれぞれ「本来の祖国」に対して抱く想いが違ったり。そして「日本」への感情。ほんとに一本道じゃないんです。。。



「そこく」「みんぞく」「あいでんてぃてぃ」プラス「れきし」。日本人、苦手でしょ?客席でまごまごしているナラリーノをご想像ください。あ、そういえば作品に出てくる台湾のお爺ちゃんが「孫がこんなに大きくなって、まごまごしてるよー」とか言ってましたよ。日本語でオヤジギャグ。染みついている・・・



そんな複雑な感覚を淡々と撮影してるので余計に迫ってくるのです。とにもかくにも、台湾を訪れた時に感じた何ともいえない懐かしい雰囲気と温かさ。それを形作るものの真相に触れた気がして複雑でした。うん、やっぱり複雑。。。



答えが用意されている話ではないのでどういう答えにしようか迷ったのですが、見続けていると最後の最後で「あ、私が混乱するのは当たり前なんだ!」というエピソードが出てきました。混乱していいのだ!だから、ナラリーノはこんなふうに考えてみました。


日本は台湾の人たちに対して「何をした」か。「何をしなかった」か。

今ではそれに「そのまま何もしていない」「おまけに何も知らない」がプラスされてしまった。

でも「何も知らない」だけは今からでもクリアできる。勉強すればいい。理解できなくてもわかって歩み寄ろうとすることはできる。



『台湾人生』は「くに」とか「れきし」といった得体の知れない大きな世界に入っていくための「にじりぐち」みたいな、まさに日本の佇まい的作品でした。にじりぐち。お茶室の出入り口です。小さく目立たせない作りだけれど、自分で戸を開け、頭を垂れて入らなければなりません。



なにぶん上映館が限られていますが、観る機会があった時は観賞後にパンフレットを購入することをお勧めします。作品を見ながら、おそらく多くの観客が気にするであろうある登場人物の「その後」が記されています。その後日談にもう一度感じ入るはずです。こんなにも、国とは心に馴染むものなのか、と。



とにかく、強烈に台湾に行きたくなりました。



゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°

◆『台湾人生』公式サイト
2009年6月現在、東京・ポレポレ東中野にて公開中。ナラリーノは初日は混雑のため入れず。翌日、上映1時間前に出向いたところギリギリで席をゲットできました。ご参考まで。

映画100本ノック★ランキングでは●位です

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°

« カルシウムとりなさい★「天地人」第26回(feat. DANONE BODY-ism Calcium Works) | トップページ | ナ国☆バケツ稲プロジェクト【中ぼし後の巻】 »

ナ国☆映画館」カテゴリの記事

コメント

ほ~ ほ~! ほ~!!!
読めば読むほど観たくなるではないですかッ!
ナラリーノ、説明うますぎ。

台湾、一度行ってみたいです。
もし行きたいタイミングが合えば、ぜひご一緒に♪
外国に行っても茶がぶ飲み希望。

movieP3ちゃん

コメントありがと!

なにぶんポレポレしか上映してないけど
もう行けるようなら見てみて♪

ここで本文の補足を。
「国とは心に馴染む」について。
ちょっと漠然とした書き方すぎました。

心に馴染むのは「国」ってより
「教育」なのかもしれないけど
台湾のお年寄りたちにあまりにも
国や日本に対する想いが残っていたので
こういう書き方にしてみました。

台湾、ぜひ行きましょう!

あの時お茶屋のおじさんに勇気を出して聞いて、
アジアのすべての国が反日感情を持っている訳ではないと
実感することができました。

大好きな国、台湾。
好きと言ってくれて本当に嬉しかった。
そして日本人でありながらわかっていない自分を感じたの。
でもナラリーノ様のいうとおり、
「何も知らない」はクリアできるからね。

ちなみに学生時代、フィリピンでも同じことを聞いた私。
「もう過去のことです」という回答を若い女性からもらいました。

ああ台湾に行きたい!

movieぽおるさん

コメントありがとう。

おじさん、「台湾のお茶畑がきちんとしてるのも
日本人に教わったから」って言ってたよね。。。

すんごい試飲させてくれたよね...(笑)

やっぱり根本的に歴史を知らなくて
落ち込むことが多いね。
何も知らないをクリアするところから始めよう!
台湾もフィリピンも国民のレベルでは
わかりあえるんだよね、きっと。

楽しかったね、台湾。。。
あの時は手配から何からぽおるに
頼りっぱなしだったので
今度こそ私が!いつかみんなで行きましょう♪

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/166140/45494483

この記事へのトラックバック一覧です: 『台湾人生』。大きなものへの躙り口(にじりぐち):

« カルシウムとりなさい★「天地人」第26回(feat. DANONE BODY-ism Calcium Works) | トップページ | ナ国☆バケツ稲プロジェクト【中ぼし後の巻】 »

Amazon商品検索