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マンガ『夕凪の街 桜の国』

最近、映画を観に行くと必ず目にする予告編。それは『夕凪の街 桜の国』
原作はこうの史代のコミック。第9回手塚治虫文化賞新生賞、第8回文化庁メディア芸術祭大賞受賞、「マンガ史の宝石」とも称された作品だ。


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『夕凪の街 桜の国』あらすじ

※『夕凪の街 桜の国』は以下の3部からなる短編集です。

★夕凪の街

昭和30年、広島。
原爆で父と姉妹を亡くした皆実は残された母と二人、水戸の伯父夫婦に引き取られた弟・旭に会いに行くため質素な毎日を過ごしていた。

貧しいながらも穏やかな日々の中で、生き残ってしまったことの罪悪感に苛まれ悩み続ける皆実に同僚の打越が愛を告白する。

愛する人のそばで「生かされた意味」を探そうとする皆実だったがその矢先、被爆の後遺症が彼女を襲う。

★桜の国(1)

昭和63年、東京。
小学5年生の七波は野球好きの活発な女の子。それとは真逆に、弟の凪生は喘息持ちで入退院を繰り返していた。

やがて、凪生が通院する病院のそばに一家で引っ越すことになった七波は母が死に、祖母も死んだ桜並木の街での生活を忘れようとする。

★桜の国(2)

平成16年、東京。
成長した七波の悩みは老いた父・旭の行動が、最近何やら不審なこと。偶然再会した幼なじみの東子とともに父を尾行することに。

父が向かった先は、父の故郷・広島だった。街を歩き回り、いろいろな人のもとに赴く父。その姿を追う途中、七波は東子が弟の凪生の恋人であること、凪生が被爆者の子という理由で東子の両親から交際を反対されている事実を知る。

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シビバス。。。(染みます) 
なのに、毎日読んでいる痛がりな自分がいる。


あらすじは正直ちょっと陳腐な感じでしょ?それが、陳腐どころか――なにせ、宝石ですから――


原爆を扱った作品だけど本当に、凪のように静かなお話だ。悲惨さが前面に出てくるようなことはなく。でも、前面に出ないからこそのむなしさ、やるせなさ、どうしようもない恐ろしさ。


どの話も短いのにいろいろなものが詰っている。


このお話を読んでいて一番重くて胸にのしかかってきたのは皆実が持つ罪悪感よりも、皆実が


”私は誰かに『お前らなど死んでしまえ』と願われた人間なんだ”


と思っているところ。ここら辺は、凄まじ過ぎた。。。


そして、そんな原爆の呪いがずっとずっとずっと続いている。皆実の姪・甥にあたる七波や凪生にまで。


このマンガについては何を書いていいかわからなかった。書いたことが、どうも自分の思いに足りないというか何を書いても、ちょっと違う気がして。紹介したい印象的なシーンもたくさんたくさんあるのだが。なぜそれが素晴らしいかは、読んだ人じゃないとわからない。


そんなマンガです。


そんなマンガだけど、どうしてもこれだけは書きたい!と思ったのは――!


”桜の国(1)”は、私が生まれ育った街が舞台でした♪


読むまで知らなかったからビックリ!駅、陸橋、水の塔のタンク。そして桜。見知った風景がマンガに描かれていてとても嬉しかった。


と、さんざん書いたが私、こうの史代さんの作品ではホントは『長い道』のほうが好きなの。。。


次回は『長い道』について書きます!

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コメント

...あらすじ半分読んだところで早くも涙目。
映画の予告で泣く私、顔が腫れてもいい時に読むことにいたします。
そしてナラリーノ様の生まれ育った街は臣民の心の故郷!
気を引き締めて拝見いたします。

☆ぽおる

決して暗い話でもなければ
泣かそう!という気負いのある作品でもなく
とくに「夕凪の街」は広島弁のテンポの良さが
心地いいのですけれどね。

すごく静かな作品な分、シビバス(染みます)・・・

映画の皆実さんは麻生久美子さんですね。
ぴったりのような気がします。

ぽおるにとっては
「おおっと、ここは!?」というような
駅も登場すると思います(^^)

これも気になっていた。
何年か前の『ダヴィンチ』で異様に褒めていた。
図書館で検索します。
(これ系なら、図書館にもきっとあるよね?)

お久しぶりです!
私も、これ、何かですごい誉められているのを見ましたよ。なかなか良さそうッスね。図書館で探してみようかな。

☆アリミツォーネちゃん

>これ系なら、図書館にもきっとあるよね?

なかったら、ナラリーノ国立図書館で
貸し出します・・・

じゃあ、「のだめ」17、18巻の間に
テレプシコーラ、そして「夕凪の街〜」を・・・

☆アカマッチーノ

お久しぶりです!
やっぱりいろんなところで褒められているんだね〜
私も同じく、何か記事を読んで
いずれ読みたいな〜と思っていたのだ!

....泣いた。

(TT)ぽおる

....だよね....

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