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小説『水上のパッサカリア』

面白かった、『水上のパッサカリア』。やっと図書館から届いた予約本☆
最近、ミステリーものが不発気味だったナラリーノに最後までドキドキワクワクシクシク感を味わわせてくれた。


◆『水上のパッサカリア』あらすじ

都会の喧噪から逃れ、自らの過去を秘めたまま静かに暮らす男の前に突然、昔の「仲間」たちが現れた。

「半年前に事故死した恋人は、実はとある組織に殺された」という事実を打ち明けられた男は、仲間たちの陰謀に加担する。

★*・*:.。.*.。.:*・★・*:.。.*.。.:*・★


ドラマチックな内容だった…


ものすごく、淡々としてるのに…


主人公の勉がうさん臭い商売をしていた男の人だ、というのは早くからわかるのだが。何をしていたのか、これから何をするのか、というのはなかなか明かされない。ここがまず、ワクワクのポイント。


ストーリーが3分の1を過ぎた頃、ようやく勉の「今」が動き出すのだが。


で、読んでるこちとら当然、勉の「今」の結果がミステリー小説たるゆえんと思っていたのだが。


この本の面白いところは、勉の「今」の行方だけがミステリーの結末じゃないところ。恋人の事故死の原因が自分の過去の仕事にあると知らされながらもその言葉に動じずに任務を遂行しようとする勉。


それが…


ミステリーなんだわ…


やっぱり、最大のミステリーって…


×××…(伏せ字)


犬好きのヤクザとか、妖し過ぎるけど意外とまっとうな女占い師とか、ちょっとありがちながらも登場人物の内面に光を当てようとしている感じもナイス。周囲の人たちをあまりにも冷めた目で見ようとする面もあるけれど、純真だけど世間一般的には冴えない恋人や自分の人生をとんでもない方向に変えてしまったボスの存在を受け止める主人公・勉の心持ちが丁寧に描かれている。


こういう「裏稼業な人たちのお話」にありがちな暴力シーンが少なめなところも好感が持てる。


引込まれました。


哀しいけれど、後味もよかったし。第10回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作ってことで次回作も期待!

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ナ国☆図書館」カテゴリの記事

コメント

早速、図書館に予約しました。

♪ぽおる〜〜〜

記事をアップした直後のコメントで
可笑しかった、いや、嬉しかった!
ぽうるのお気に召す作品だったら
なお嬉しいです。

実は気になっていたこの作品。
私もさっそく図書館で予約いたします。

♪ アリミツォーネ ♪

きっと気に入ると思います!
もしかしたら、アリミツォーネは
もう読んでいるかな〜と
思っていたんだ☆

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