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正月早々、痛くて重くて怖い話

お正月。
なんとなく、心静かに過ごした方がよさそうなこの時期にすごいマンガを読んでしまった。


タイトルは『舞姫(テレプシコーラ)』。(以下、『テレプシコーラ』と記載)前々から読みたいと思いつつ手を出せなかったのには理由がある。


タイトルが——


憶えきれません——


恐るべし脳の退化。読む前から読む者に恐怖を突きつける『テレプシコーラ』であることだ。


おまけに出版社は「メディアファクトリー」。


横文字オンパレード!本屋のレジ前、店員さんに在庫も確認できなそうな自分がいる。


ええっっと、メロディファーム?メディカルタペストリー?

テレパシーコークのような——

ペプシとコーラのような——

そんなマンガ、ください。


でも大丈夫。
店員さんたちは日常茶飯事、そんな対応してるから。それを証拠にホレ、『テレプシコーラ』既刊9巻までちゃんと購入できておる。


『テレプシコーラ』
ホレ。

『テレプシコーラ』。少女マンガ界の巨匠・山岸凉子の手による長編バレエマンガだ。


『テレプシコーラ』あらすじ

バレエ教師の母の元で日々レッスンに精を出す六花(ゆき)と姉の千花(ちか)。

幼い頃からプロのバレリーナを目指して努力するしっかり者の完璧主義者・千花。
それに比べ、のんびりバレエを楽しんでいた六花だったが、自分がバレリーナに不向きな関節の持ち主であることを知りバレエを止める決意をする。

しかし、貧しいながらもバレエに打ち込む須藤空美の存在や、一流講師たちとの出逢いが六花のバレエへの思いに火をつける。


連載されていた雑誌では現在“第1部”が終わった状態とのこと。9巻の時点では、まだ第1部の途中なのだが、ワタクシ、いちおう結末は知っている。


到着点に行き着く過程を楽しんでいる、そんな感じ。だが——


楽しむっていうには——


苛酷すぎて痛いのだ、このマンガ。


そもそも、第1部の結末に至るそのあまりに衝撃的な話を読んだ同じく少女マンガ界の巨匠・萩尾望都は


「自分は、夢を見ているんじゃないか?」


と思い、思わず昼寝してしまったという。


(という話、何で読んだか失念するあたりやはり脳みそ絶賛退化中)


それほどに衝撃的だ。。。そして今、そこに向かってひた走る『テレプシコーラ』第9巻。


登場人物たちを襲う試練の数々。これがもう、読んでいるうちに思わず口が“への字”になってくるような凄まじさだ。


同じスポ根バレエもの、同じ山岸作品でも『アラベスク』のほうがなんぼ少女マンガらしい夢と希望が感じてとれる。


が、『テレプシコーラ』はスポ根の域を超えている。その痛み、その展開。なんかもう『どーなってるの!?』ですよ。


特に、バレエを続けていくがために選んだ私立中学で壮絶なイジメにあい、バレエの公演中に大けがをし、度重なる医療ミスで心身ともにボロボロになっていく六花ちゃんの姉・千花ちゃん。


「この2年間は、まるで魔のような2年間だった」


なんてつぶやく、まさに大殺界のど真ん中であるような千花ちゃん。


そんな娘の心配やら、会社倒産した実父の心配やら、脳梗塞で倒れた姑の心配やらしなきゃいけない千花ちゃんのお母さん——


も、大殺界!?


だったら大殺界明けるまで、何もしないで待てばよかったの?待ったら衝撃のラストは用意されなかったの?全ては六花ちゃんがバレエと向き合うための準備なの?
それでもバレエは素晴らしい!こんなひどい話の上にあの芸術はなりたっているのだ!と思えるの!?


もう、そんなんですよ『テレプシコーラ』。。。


濃い…重い…正月から…


生き甲斐って何…!?


自問自答ですよ…


あああ、それともいずれ私も「バレエッ!万ッ歳!」と叫んでしまう展開が待っているの?ああ、わからないわからなすぎる。『テレプシコーラ』!正月から私を悩ませる恐い奴。


でも一番恐いのは


『ローマ人の物語』
いま、枕元にある『ローマ人の物語』の表紙。

夜中、薄明かりの中でも輝く瞳。寝返り打つと、恐い。

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ナ国☆図書館」カテゴリの記事

コメント

ダヴィンチで連載されてるのですよね?
読んでますよー(*`ω´*)

>同じく少女マンガ界の巨匠・萩尾望都は
「自分は、夢を見ているんじゃないか?」
と思い、思わず昼寝してしまったという。

うわーここ気になる。
私、萩尾さんも好きなんですよ。
近いうちに熱く語りたいと思ってたけど伸び伸びになってて。。。
今年こそ語りたいです(((o(*`ω´*)o)))

遅ればせながら新年おめでとうございます。
昨年夏にコメントさせて頂きましたヤエコです。
あれから過去記事まで遡って読み、すっかりナラリーノ閣下の魅力の虜です、税金払って国民となりますわ!!
(何気にTANAKAさんのファンでもあります)
そしてまた、山岸・萩尾両先生のお名前をこちらで拝見するなんて・・・私はお二人がデビューした時からのリアルファンなのです、嬉しい♪そして、塩野七生・・・もうっ閣下素敵です!!

申し訳ありませんがこの場をお借りしてvictoria☆様
「イナ肉」の頃から隠れファンでした。同じツボを発見して思わず人様のブログ上でラブレターを(笑)箱根駅伝・山岸涼子・萩尾望都・・・是非是非熱く語って下さいませ。楽しみにしております。

え~大変失礼致しました(^^;A
私の愛するお三方におかれましては、今年も良いお年でありますように心よりお祈り申し上げます。

(^^)victoria☆姫

おおっ!『テレプシコーラ』、
やはり姫は既読でしたか!そうですそうです、
ダヴィンチに連載されてるみたいですね。

>私、萩尾さんも好きなんですよ。

私は『トーマの心臓』を読んだくらいで
詳しくないんです。
絶対語ってください、楽しみにしてます!
姫ファンのヤエコさんも待ち望んでますよ!?

(^^)ヤエコさま!!!

うわ〜、その後も我が国の観光を
続けていてくださったんですね!すごく嬉しいです!
しかも何なんでしょう、この趣味のかぶり様は(笑)
それじゃあ塩野七生さんのこともいっぱい書かなきゃ!

しかもTANAKAさんファンですか!
でしたら是非「カメがウサギにドンブリ勝負」
(http://kameusadon.exblog.jp/)にも
遊びに行って下さい、TANAKAワールドが垣間みれます☆

へぇ~山岸涼子さんって、最近はこんなものを描いてらっしゃったのですね。
もう何十年もマンガを手にしていないので、存じ上げませんでした。

しかし、ナラリーノ陛下にご紹介頂くと全て読みたくなりますわ。
2007年はマンガにも回帰してみようかしら。。

陛下も『ローマ人の物語』に着手しましたか!?
うん、これ表紙怖いよね…2巻のハンニバルはちょっと美青年風な横顔で好きですが。
昨年末に完結したようですね。私はまだ帝政ローマまで行ってません。いつ完読できるやら(^_^;)
でも、ローマの歴史から見たらあっという間ですよね~。

(^^)soniaさま

はい!soniaさんに倣い、ナラリーノまで『ローマ人の物語』
着手です。まずは表紙にビビりましたが(笑)引き続き
頑張ります☆

>2007年はマンガにも回帰してみようかしら。

私も去年あたりから回帰してるんですが、やっぱり面白い
ですね〜特に我々世代が子どもの頃に流行ったマンガ、
いい話ばかりで。完全版とか買い直したくなっちゃいます。

ワタクシ、『ローマ人・・・』を1巻で
絶賛挫折中!です。
(ナラリーノ国王の文体をマネる私)

ヤエコさん、温かいお言葉ありがとう
ございます。
是非弱小ブログにも、お立ち寄りください。

国王。ワタクシやはり、『テレプシコーラ』が
『ペプシコーラ』としか覚えられません。。。


(^^)tanakaさま

ぬおっ、挫折中!ナラリーノは図書館の返却期日が
迫ってまして絶賛焦り中ですぞ!どうもほかに予約者が
いるらしく、延長できないみたい。

>国王。ワタクシやはり、『テレプシコーラ』が
>『ペプシコーラ』としか覚えられません。。。

でしょ!?むしろ「間違って覚えろ」と
言われているようなタイトルですよ!?

これからも、国ドゥーを通して国民&観光客の皆様の
交流が生まれることを願います☆
ありがとうございました、ヤエコさま!

>ヤエコさん
コメントありがとうございます(((o(*`ω´*)o)))
お返事が遅れてしまってごめんなさい。

>「イナ肉」の頃から隠れファンでした。
ぎゃぼーーーーーーーーーーー(人*´ω`*)ーーーーーーーーーーー!
どうしませう!すごくうれしいです。
まさかここで「イナ肉」の名前を聞くことになるなんて!
長寿トピだったイナ肉ですが、落としてしまう結果になってほんと残念です。
新しくトピを立ち上げたいと思っているんですけど、ヤフーってなかなか空きがなくてトピ立ち上げれないんですよね。。。。・゚・(つ´ω`・)・゚・。
もう半年近く待ってるけど、全然無理なんです。。。

萩尾先生については近いうちに取り上げます。
もう熱く熱く語る予定なので、ぜひ遊びに来てください(人*´ω`*)
お待ちしております。

>ナラリーノ様
この場を勝手にお借りして長文レス、スミマセン。。。(;´ワ`;)
お許しを(;´人`;)

(^^)victoria☆さま

>ナラリーノ様
>お許しを(;´人`;)

とんでもない!私もぎゃぼーーー!と嬉しくなっちゃいましたよ!
なんかこう、人の輪♪という感じで興奮してしまいました。。。
失礼ながらワタクシ「イナ肉」存じ上げていないので、
萩尾先生ネタとともに、ぜひぜひご教示いただきたく
記事復活を心待ちにいたします。

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