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おひょいという名のワタリ(映画『デスノート』前編の話)

今更ながら、映画『デスノート』を観た。
公開からどれくらいたったのだろう、まだまだ観客は多かった。

※以下、長い上に多少ネタばれかと思うので、映画を先入観なく楽しみたい方はここでストップ!

ナラリーノと漫画版『デスノート』の関係については、当ブログの「寝てから『デスノート』」「ブラジルフランスデスノート」を、ご参照いただくとして。映画版『デスノート』。


見終わってからの感想、ナラリーノ的には「探せばアラはあるけれど、断然合格点!」と、いうものであった。


◆探せばあるアラ


残念ながら、映画版には迫力がない。やたらエキセントリックな主役二人による
知力の攻防戦がウリと思われるこのお話。ストーリーにも、出演者にもぶつかり合いの気迫がなかった。


まあ、話の内容から言って、その迫力は後編に出てくるかもしれぬ。


◆で、登場人物のアラ


1:主役の月(ライト)を演じた藤原竜也。


友人A・アリミツォーネ曰く「おすぎはミスキャストだと言っていた」。


なるほど。私は特段ミスキャストとは思わなかった。ただ、ノートを持つ前からすでに腹黒そうな藤原竜也から世界を浄化だあ!みたいな根性は感じられなかった。


ま、そもそも月も藤原竜也もどうでもいいのだ、私にとって。


2:月のライバル・L(エル)を演じた松山ケンイチ。


原作で、大好きキャラだったLを演じた松山ケンイチ。


こっちのほうが、重要。


で。


顔はよく似ている。いや、カエル顔の原作Lよりよほどいい男。


でも。


その氏素性は全く不明ながら、世界の難事件を解決する天才探偵。ひょうひょうとした仮面の裏に隠された抜群の頭脳と判断力。


姿勢が悪くても挙動不審でも、精神の背骨がすっくと通っているような強さを持つL。


そんなLが——


惜しい!ただのオタクになっていた。


映画版L。漫画に比べて根性なさそうだ。戦いに躓いたら落ち込んでしまいそうな程に。


でも、やっぱり画面にLがいた。


漫画同様、甘いものをムシャムシャ喰らうL。手にしようとするもの全てを指でつまんで扱うLがいた。


お疲れ、松山くん!てか、後編も素敵にLを演じて欲しい。


3:後編の鍵を握るミサミサ役の戸田恵梨香。


伝説の名ドラマ『野ブタ。をプロデュース』のマドンナ、まり子ちゃんを演じた女優さんだ。可愛いよう、大好きだ。


しかし、賢そうな恵梨香ちゃんにミサミサの頭悪そうな雰囲気を出させるのはちと難しい。


4:警視庁警視総監にして月の父ちゃん、鹿賀丈史。


実は、原作とは一番イメージ違うのがこの人。


が、迫力に欠ける映画の中でひとり気を吐いていたのもこの人。丈史の激しいメンチ切りだけが、浮く程に火を噴いていた。


◆でも、断然合格点!


そんなアラを、補っている長所とは。


まず、原作の持つ面白さ、重要点は残しつつ、原作の持つまだるっこしさをバサバサそぎ落としているところ。


話がスッキリとまとまっている分、わかりやすい。


そして、原作と違えた設定場面が、ことごとく当っているところ。原作にはいない月のガールフレンド(香椎由宇)の存在が新しいエピソードとして話にうまく馴染んだ点。


月と瀬戸朝香扮するナオミとの絡みが原作と違って納得のいく流れに変わっていた点。


月とLの初対面シーンで「あのお菓子」が菓子好きLの宣戦布告の材料として使われていたのはナイスだった。


そして。


世俗とLの架け橋として活動するワタリを演じた藤村俊二(通称おひょい)。


ブラッボ!


その劇似ぶり。中島美嘉と大崎ナナ(by『NANA』)の関係の上を行っていた。


◆で、今後


原作では、月とLの戦いはああいった形で幕を閉じたが映画ではどうなるのだろう。後編、楽しみだ♪


◆映画版『デスノート』前編 あらすじ

文武両道のエリート大学生・月は、ある日“顔を知っている人間の本名を書くと、その人間が死ぬ”という『デスノート』を手に入れる。

悪しきものが蔓延る世の中を浄化すべく、ノートに犯罪者の名前を書きこんでいく月。“犯罪者が次々と死に至る不可解な事件”の解決はFBIとも関係の深い名探偵・Lに託された。

新世界の神を目指す月と、彼に本名を知られぬまま行動する天才少年・L。彼らの生死を賭けた頭脳攻防戦が始まった。

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コメント

「原作は読んだけど、映画はどうなんだろう?」と二の足を踏んでいましたが、なかなか良くできていそうですね。
『ハチクロ』にも興味がありますので、もし見に行かれたらレビューをお願いします。

☆ぽうるさま
なんと。『ハチクロ』も原作はお読みで?
(私は未読なのですが)友人が観に行ったらしいけど
なかなか良かったって言っていました。

『ハチクロ』ももちろん読みました。
というか持っています(貸出中)。かなり好きです。
私の周囲もみなさん映画も良かったというので気になりました。『デスノート』の反応は微妙です。

デスノートはまだ未体験ですが、
おひょいさんは大好きです。
おひょいさんがオーナーのワインバーに行ってみたいくらい、好き。

♪ ヲギイさま

おひょい好きなら是非『デスノート』を!?
おひょいさんのワインバー、いいねえ!行きたいです。
我々、とある人がオーナーをしているパスタ屋さんには
行ったよね・・・(衝撃の思い出)

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