ヤエコの体もB'zでできてるの

10日（木）は待ちに待ったB'zライブin東京ドーム。詳しい話はいずれ。今日は皆さんにご心配いただいた『MVP』がどんなもんであったかを中心に語りたい。

※若干ライブの話に触れています。これからライブを楽しむ方はここでSTOP！

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ライブ、これからの人はここでストップ〜〜〜〜〜

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まずは公演前。
広くて広くて広過ぎるドームのあちこちでなにやら拍手が沸き起こっている。

「？」

その理由は、すぐに判明。

ズタ袋のような衣装をまとったお姉さんが２人、各ブロックを回りながら『MVP』の予習が始めたのだ。

「♪愛し〜愛される〜絶頂感〜〜〜」

通常の100倍くらい遅いリズムで予習は進む。なんだか余計にもたつく自分がいる。おまけにナラリーノ、『MVP』の『M』の振り付けが若干違っていることが判明。

危ない、危ない。本番で一人だけ間違えるところだった。

てか、今まで何見て覚えていたんだろう…？

ライブ前から嫌な汗をかいてしまった。そんな中、自分の前に座った二人組を見て目を見張るナラリーノ。

年齢層が——かつて見たことがないほど高い。

私の目の前に座ったのは推定年齢56歳の熟女コンビであった。

彼女達も『MVP』を踊るのか。

…ライブ開始。

お。

目の前の熟女コンビ。
素晴らしい。オバ様にありがちな過剰なまでのノリっぷりは皆無。すんなりと場に馴染んでおられる。右側に位置した女性−ヤエコさん（勝手に仮名）は特に。

遠くの稲葉さんより近くのヤエコが気になって仕方ない。

そして、『MVP』。稲葉さんによる振り付け指導があると思いきや、いきなりかかってしまった、『MVP』。

そんな、心の準備が…

でも、不思議。

やはり体が振り付けを覚えている。稲葉さんの歌に、腕が反応する。ヘタに頭で考えるより、よほど楽しく簡単だ『MVP』。ただ、場内では「P」の向きを間違える人が多いようだ。稲葉さんも気にして

「皆さん、ぶつかるからコッチ、腕をコッチに『P』！」

わかりやすいように客に尻を向け、ご指導ご鞭撻。

で、ヤエコは——？

M！V！P！

できる…

ヤエコの手つきに乱れは生じない。

このこなれた踊りっぷり。失礼ながら、家事の合間にどんな練習を積んだのだろう。

◆ヤエコの毎日を妄想中

夫「おーい、ヤエコー。ポリデント、どこだ？」

ヤエコ「知りませんよ、そんなの…今アタシ忙しいんだから。えーっと。右手、左手、パンパン、前、後、前…やだ、また間違えちゃった。

頭ではわかってるのに体がついていかないわ、ふふふ、イヤあねぇホントに」

夫「オマエ、何一人でしゃべってんだ？」

◆妄想は続く

ヤエコ「えーっと、情報によると『ギリギリchop』歌うみたいだから…ポッケにハンカチ、入れておかなきゃ。稲葉さんがギリギリ！って歌い出したらハンカチをグルグル回せばいいのよね」

夫「は？チリチリショップ？何屋だそりゃあ。」

ヤエコ「…耳まで遠いんだから。あーあ。早く稲葉さんに逢いたいわあ」

終わっちゃったよ。『MVP』。