犬好き、集まれ!
犬好きの民よ。この叫びが聞こえたら答えて欲しい。
愛犬にして老犬モモ(メス・14歳)の様子が変なのだ。天使のようにおっとりとしていたモモが積み木くずしばりにグレてきた。
老犬とは、こういうものなのだろうか。
◆老犬とは、こういうもの?
その1:コミュニケーションが取れなくなる
帰宅すると、キューキュー鳴いてすり寄ってくるので「ただいまー、モモちゃー…」と近づいていくと
ブワウバキャン!
声を限りに吠えまくる。
飼い主帰ってきて嬉しいの?嬉しくないの?
その2:こらえ性がなくなる
持病の外耳炎がぶり返さないように洗眼も兼ねて週に1回、獣医さんのもとに通っている。
以前は、研修医の練習台に推薦されるほど大人しかったのに、今は治療中、診察台の上で大暴れ。
先生「モモちゃん、今まで我慢してたんですねー」
その3:意地汚くなる
モモの好物は沖縄黒糖でできた飴。グルメな彼女は決まったメーカーの黒糖飴しか食べなかった。
最近は、口に入ればなんでもOK。
しかも、飴をしまってある棚に突進→飛び上がって勝手に飴ゲット→飴を袋ごとムシャムシャ食べる
お腹にいいわけがないので必死で口の中の飴(の、袋)を取り出そうとするのだが、近づくと噛み付くので危なくて近寄れない。
家族4人がモモを囲んで「出しなさい!出しなさい!」と追い立てる。
その風情、ちょっとカゴメカゴメ。
食べこぼしたエサを拾おうものなら大変だ。走り寄り、「これは私の!」とばかりに噛み付いてくる。
モモよ。。。
悲しみのなんちゃって七言律詩、ここで詠む。
我想桃食布団上
枕上在人参欠片
桃隠肉片毛布中
我似野獣彼女目
我不飢餓食犬飯
(訳)
私の留守中、モモは私の布団の上でエサを食べているようだ。
枕カバーには人参の欠片が貼りついており、
毛布の下には肉の固まりが隠してある。
彼女にとって、私は彼女のエサを狙う野獣。
私は犬のエサを食らう程、飢えてなどいないのに。
どこか具合でも悪いのだろうか。
何か私に訴えたいのだろうか。
飼い主だってデブなのに「モモちゃん、お腹ダブダブしてるからオヤツなし!」と、言い放ったこと。
飼い主だって頻尿なのに「モモちゃん、なんでそんなにトイレに行くの?」と、問うたこと。
飼い主だって負け犬なのに「モモちゃん、年寄り・未婚・子どもなし。おまけに犬だしホントの負け犬だね!」と、笑ったこと。
繊細な彼女を傷つけてしまったのだろうか。
私は飼い主として、積み木がくずれた愛犬に何をしてあげれば良いのだろう。
建国の後、彼女はお犬様としてあがめ奉られる運命にあるというのに。
不安にかられる、戌年の2月。
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コメント
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それは、きっと、、、、、、
建国の際、ワタシが王女の座に!!
と思っていらっしゃるのでは、、、
まぁ、うちの犬と比べても、今までのモモちゃんが良いコ過ぎたのです♪
投稿: tanaka | 2006年2月28日 (火) 10:09