今週の『通勤魂!』(2月20日〜)
国家建設に勤しむナラリーノが通勤中にiPodで聴いている音楽集、その名も『通勤魂』。
今週は手に入れたかった曲が手に入らなかったこともあり、若干満足度が低めと思いきやなかなかどうしていい感じに仕上がった。
1:『衝動』 B'z
2:『猪島太郎』
3:『夏のナイフ』 松村雄基
4:『Wonderful
opportunity』 B'z
5:『Eternally』平原綾香
6:『カラフル』 山下智久
7:『勝手にしやがれ』 稲葉
浩志
8:『BOUNCE』 BON JOVI
9:『Sweetness』 Jimmy Eat World
10:『僕であるため
に』FLYING KIDS
11:『When』Shania Twain
先週の洋楽は、ほぼ落ち。
2番目、『猪島太郎』(浦島、じゃないのです)は英会話のリスニング用CDに入っている童話である。
この『猪島太郎』とB'z『衝動』とのつながりが絶妙すぎる。
♪愛情こっそーが衝動っ ジャジャッ、ジャジャッデロリロリロリロ ウィエーーーーーゥイェエ ジャジャン!
「・・・イノシマ、タロー」
この、ドスン!バタン!という起伏。
滝ツボでもがく我が身を水の流れに委ねたままにしているうちに、思いがけず清らかな浅瀬に流れ着いたような静謐感。そんな
美しさが、このつながりにはある。出色のつながりだ。
しかしながら、今回のナンバー1は松村雄基の『夏のナイフ』に譲るとしよう。1980年代に一斉を風靡した大映ドラマの顔であった松村が、その当時に発表した作品だ。
これはもう、人のいる場所で聴ける歌ではない。笑ってしまってしょうがない。
♪ ドアの隙間はさんだ ラストグッバイ
どうやってラストグッバイはさむのさ、というつっこみはここでは通用しない。ドアには松村雄基が立っている。
歌にはセリフも入っている。
「めんどくさいんだよ 女なんて…」
さあ、松村雄基の顔を思い浮かべながらリピートアフターミー。
「めんどくさいんだよ 女なんて…」
ザッツライト。そして歌の中にはかけ声まで入っている。リピートアフターミー。
「オーライ!」
これ、稲葉さんの「all right!」みたいに舌を丸めてはいけない。腹の底から叫んでもいけない。
あえて表記すれば「オ、ライ!」か。横町の寅さんが言いました。「お、おっちゃん!元気かね」みたいな。
さあっ、このフィーリングで!リピートアフターミー!!!
「オ、ライッ!」「オ、ライッ!!」」「オ、ライッ!!!」
ザッツライッ!
こんなイカした詞を作ったのは誰だかと思ったら秋元康だった。
ちょっと、普通でガッカリ。
それにしても『夏のナイフ』。音のうすっぺらさといい、チャカチャカ感といい80年代でしか出し得ないサウンドが私の海馬を刺激する。これはすごいすごすぎるよ、みなさん。オ、ライッ!(いかん、すっかり気に入ってしまった。)
嗚呼、他の曲も詳しく語りたかったのに。稲葉さんの『勝手にしやがれ』とか平原綾香の話とか。
それほど『通勤魂』を切り裂いてくれた『夏のナイフ』であることよ。
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