要素てんこ盛り★映画『コネクテッド』
映画『コネクテッド』の試写会に行ってきました!
いろんな要素が1枚の絵の中にちゃんと収まっている感じ。ハリウッド映画『セルラー』のリメイク版(ナラリーノは未見)ですが、香港映画らしくて面白かったですよ!
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映画『コネクテッド』あらすじ
夫に先立たれたロボット設計士のグレイス(バービー・スー)は娘を学校に送り届けた帰り道、ある集団に誘拐される。監禁された小屋の中で壊された電話を必死で修理するグレイス。その電話回線が奇跡的に見知らぬ誰かの携帯電話につながった!
相手はアボン(ルイス・クー)という名の冴えないサラリーマン。いたずらと思い込み、電話を切ろうとしたアボンだったが、電話から聞こえてくる怒声と銃声にグレイスを助けることを決意する。
たった1台の携帯電話だけでつながった二人。アボンはグレイスを助けることができるのか?誘拐犯がグレイスを狙った理由は?そして事件に関わった人々の人生の行方は−−−?
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まず何が面白いって当初「ヘタレ、ここに極まれり」といった風情だった主役=アボンのおかげと言えるでしょう。最初出てきたときは
「誰、このマイケル富岡みたいな顔の主役」(※)
って思ったんだけど。
※香港のイケメン俳優さんです。
※哀川翔にも似ています。
ヒーローって柄じゃないのに「ダイ・ハード」ばりにやられてもやられても立ち向かう。「富岡」の根性、頑張り、無垢な魂。これが気の毒なほどに面白い。サスペンスなのに。
「富岡」よ、たとえば誘拐犯を追走するだけなんだから落ち着いて普通に運転すればいいのに。もう慌てふためいている「富岡」は、ありとあらゆるものにぶつかり、突っ込み、破壊する。逃げようとしてもありとあらゆるものにぶつかり、突っ込み、回転する。サスペンスなのに。
会社によくいるでしょ?わざわざ壁を見つけてぶち当たっていく男。自滅するタイプです。「富岡」ってばそんなヤツ。で、その性格が災いして−−−つまり作中の人物形成が破綻してない映画です−−−気がつけば、むしろ「富岡」こそが誘拐犯側の最重要ターゲットになってしまうという。
面白いでしょ−−−?バリバリにハードなサスペンスで、謎解き要素も充分に興味深いのですが。
このまま今風なキレキレのアクションは出て来ないのか?「富岡」のせいで。と思いきや、そこはもう一人キーパーソンがいて、その人が担ってくれました。ニック・チョンさん、どん底を味わってるすんごいイナセな刑事さん役でカッコ良かったです!もちろん「富岡」も、限られた時間の中でどんどん成長してカッコ良くなります!
基本のサスペンスとアクションに笑い、涙、家族愛が絶妙に配置されていて飽きるところがなかったです、『コネクテッド』。このあたり、元ネタの『セルラー』のさじ加減はどうだったんだろ?見比べてみたいです。
張り詰めたものが緩んで、またピンと張るリズム感といい、誘拐されたグレイスも観客も「富岡」の良心を信じるしかないというシチュエーションといい、『コネクテッド』って懐かしの香港映画みたい。「富岡」のおかげで殺伐としない作品が、なんとなくジャッキー・チェンやサモ・ハン・キンポーあたりの弾けっぷりを思い出させました。昔からしっかり続いているもの。プラス、新しいアイテム(携帯電話)、新しい試み(ハリウッドのリメイク)。斜陽と称される香港映画ですが、そうなのかな?
なにより。「ケータイって、こういうふうに使えばいいんだ〜♪」ってのがわかります。うーん、ためになりました。
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映画『コネクテッド』公式サイト
映画100本ノック★ランキングでは●位(けっこう上位)
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